代表講師の立元智子です。
いよいよ、関東も梅雨入りですね。
なんとなく空が暗いと、気分もジメッとしがちですが…。
こんな季節こそ、気持ちだけは爽やかに過ごしたいもの。
ところで、一言に『梅雨季』といっても、前半、中休み、後半の3期に分かれ、それぞれ雨模様が違うのはご存知ですか?
前半は、しとしと冷たい雨が降り、梅雨前の初夏の陽気が一転。
「湿気寒」となって、心身の変調を訴える人が多く、俗にいう「五月病」が悪化したり、リウマチや関節炎の疼痛、風邪の増加などのデータがあるそうです。
中休みは、梅雨前線が一旦、南に遠ざかり、晴れ間が表われる時期。
6月は年間で最も太陽が高い位置にあり、いったん晴れると雨の浄化作用で空気も澄んでいる分、強烈な紫外線を浴びることになります。
後半は、再び梅雨前線が北上して、集中豪雨や高温多湿な熱帯雨期のような時期。
「蒸し暑さ」を感じることが多く、じめじめとしてカビが生えやすく、アレルギーなどの皮膚炎も増えます。
そして、それぞれの時期で、スキンケアのポイントも変わってきます。
梅雨前期では、『生活リズムを整えること』が一番の美肌ポイント。
寝る時間、起きる時間、入浴・食事の時間など、リズムが極端に変わると自律神経の乱れにも、つながります。
疲れたな~、だるいな~と思ったら、無理せずに休養をとること。
◆入浴時には、バスエッセンスやソルトで、身体を温めリラックス。
◆入浴後は、軽いストレッチや肩・首・足のセルフマッサージ。
◆就寝前には、アロマやキャンドルを焚いてみる。
◆ハーブティーなどノンカフェインの温かい飲み物を頂く。
など、いつも以上に、お気に入りの香りやグッズを活用しましょう。
梅雨前半は、化粧品などの外側からのケアよりも、心身のリラックスを重視したケアが合うようです。
サロン向けの技術では、自律神経のバランスを整える頭蓋調整セラピーが断然おすすめ。
私も久しぶりに、サロンでメンテナンスをしたり、ゆったりとした時間を過ごしたいと思います。
梅雨に負けないお肌と身体作り、一緒に頑張りましょう♪
次回へと続きます。